Do it myself

　月に１度、新聞の販売店から購読者へ配布される冊子がある。

　その中で連載されている　川上弘美さんのエッセイが、お気に入りのひとつだ。


　今月は、『自分で整える』というタイトルで、

　【いつも美容院でヘアカラーをしてもらうのだが、諸事情により美容院に行けない為
　　「簡単だよ」と友人に勧められ、自分で染めてみたが全然簡単ではなく、
　　自分でおこなうビューティーケアが成功するためには、大いなる才能が必要だ・・・】

　などというような事が、書いてあった。




　・・・で、私は何を言いたいのか、というと、

　その　ヘアカラー・・・、

　私は　美容院で染めてもらった事が、１度もないのだ。

　かなり若い頃から白髪が気になり始めたので、

　かれこれ20年ほど？　ず～～っと、自分で染めている。


　でも、川上弘美さんのいうような　＜大いなる才能＞　などと言うものは　ないけれど。



　そして今度は、カットも自分でするようになった。


　キッカケは、福岡から関東に引っ越して、

　お気に入りの美容院を見つける前に、コロナが流行り始めた為。

　どうしよう～・・・、と躊躇している間に　時間が流れ、

　髪も　当然のことながら　段々と伸びて来て　まとまらなくなって来るし、で、

　「ええいっ！　もう自分で切っちゃおう！」・・・と。(笑)


　YouTubeのセルフカットの仕方　なるモノを色々見て、道具を揃えて、

　洗面台の三面鏡と手鏡を使って、

　最初は　おっかなびっくりで、少しずつしかカット出来なかったのが、

　段々と大胆になってきて、

　チョット切り過ぎた？とか　左右のバランスが・・・？

　のような事があっても　余り気にならなくなっったのが、自分でも不思議(笑)


　福岡で最後に美容院に行ったのが　2019年の9月　だったので、

　それからもう　2年7ヶ月　美容院とは遠ざかっていることになる。


　美容院に行けば、カットとカラーリング代で、10,000円以上はかかる（らしい）けど、

　myself　なら　カラーリング剤の1,480円で済むので、家計に優しいしね！



　
　そんな私の様子を見ていた夫と母からも　『切って！』と要望があり、

　コロナの流行と共に、　私は月に１度　

　＜カットおばさん＞に　なっているのである。。。


　


　　　

　
　　　　
　
　
　　　　　　ベランダの手すりに見つけた　花びら


　　　　　　季節は　少しずつ　移ろいでいる・・・


　

　

桜に会いに・・・

　
　４月になったというのに、

　今日はまた　厚手のコートが必要なくらい寒い１日で、

　明日の朝は2℃まで気温が下がるとか。

　
　今週は　寒暖差が大きい1週間だったような気がする・・・。


　


　水曜日の午後、近隣のさくら公園に行ってきた。


　上着も要らないくらいの　汗ばむような陽気と、春休み中という事もあり、

　沢山の人が、思い思いに　午後のひと時を愉しんでいた。

　
　



　　　　　　





　


　


　雲が無く、スッキリとした晴ならば、遠くに富士山も望めたのだけれど・・・。

　　
　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　











　　　　　　　　





　　　　花見にと　群れつつ人の　来るのみぞ　あたら桜の　とがにはありける
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～西行～

春の雪

　
　ソメイヨシノの開花が伝えられ、

　春の兆しが・・・、と思った矢先・・・。


　



　朝から降っていた雨が、10時半頃からみぞれに変わり、

　昼前には　ボサボサの雪になっていた。

　
　

　　　　　　　　


　
　３月に降る雪は、そう珍しくもないけれど、

　今日の雪は、やけに重く、ずっしりと、とても冷たく感じられた。


　　　　　　



　

　20日は、弟の命日だった。


　あれから、７年・・・。




　7年前の今日も　故郷には季節外れのまとまった雪が降って、

　突然の出来事に対する戸惑いや、不安、その他諸々の想いが交錯して、

　真っ白に雪化粧した景色が、とても悲しく切なく感じられたことを、

　ふ　っと　思い出した、今日いちにち・・・。


　
　　　　　　　　　　　　　　＜2015年3月>

　
　

祈り

　今日の夕刊に、

　【一晩で約10万人が命を落としたとされる東京大空襲から77年目・・・】

　・・・とあった。



　あぁ・・・、そうだった。

　今日3月10日は　東京大空襲の日、だった・・・、と思った。



　と言うのも、

　長女の母校（高校）の卒業式が、

　毎年3月10日の東京大空襲の日、なので、

　長女が卒業してから、既に20年近く経とうとしている今でも、

　頭の隅っこの方に記憶していたから。


　
　その長女母子が、先週末　久しぶりにやって来た。

　おにいちゃんは　来月小学生。

　妹は2才8ヶ月の、おしゃまな女の子。


　折り紙やお絵かき、近隣の公園でブランコや鬼ごっこ、と、

　靴も洋服も砂まみれにして、愉しい時間を過ごして帰って行った。


　

　日々、笑ったり泣いたり、怒ったりイラついたり・・・

　様々な出来事に振り回されて、時間が過ぎて行くけれど、

　私は、私たちは　今　十分に幸せだ、と　しみじみ思う。



　



　こういう何気ない　普通の日常が

　1日も早く、ウクライナの人々に訪れますように・・・、と

　心から願い、祈らずにはいられない。






　


　



　　　　　　　




　　　　

　　
　　　


　

　　

写真便り

　『一月往ぬる二月逃げる三月去る』　

　　　（一月は行く、二月は逃げる、三月は去る　）



　随分昔にも、同じ様なことを記した覚えがあるけれど・・・、


　２月は特に　毎日が早く過ぎ去って行くように感じる。



　まるで、逃げて行くみたいに・・・。



　
　特別に何かあった訳でもなく、

　日々、同じことを繰り返しながら、淡々と過ぎて行く、

　それだけなのに、　　　不思議だな・・・。



　
　今日　LINEに届いた　写真便り・・・。


　最初は　＜梅が満開＞　と　熊本に住む義姉から

　　




　
　2枚目は　千葉に住む次女から　＜みてみてー　すごい雲～＞　と。





　
　３枚目は　故郷に住む同級生から　しんしんと降り積もる雪便り。

　　　　　


　

　




　
　さて、　誰も居ない　空き家状態の実家・・・。

　先月の24日に　業者に依頼して雪下ろしをしてもらったのに、

　この分ではまた、頼まなくてはいけないかも・・・？(-_-;)

　

睦月

　
　年が改まって、10日が過ぎた。


　その間、外出したのは　5日と6日だけ。

　冷蔵庫の中には、年末年始用にと買い溜めした食材が　まだあるし、

　他に外出する用がない、からで、

　年明け早々　引きこもりみたいな毎日だ。


　

　でも今年は、2年ぶりに娘たち家族が集まり、（総勢12人　(^^;　）

　久々に賑やかで、笑顔に包まれた新年を迎えることが出来た。



　1月の異称の『睦月』は、「睦び月(むつびづき)」が略されたもので、

　＜新年を祝って、家族や親族が集まり、睦び親しむ月＞　だから、

　・・・という説が　あるのだそう。。。





　
　コロナ感染者が、あれよあれよという間に増加し、

　何度目かの緊急事態宣言が出るのも、そう遠くはない気がするから、

　また暫くは　自粛・自粛の日々が始まるのかもしれない。





　昨年の行事が殆ど中止になってしまった　５年生の孫は、

　今月予定されている、２泊３日の校外学習（スキー等）を、

　とっても楽しみにしているのに・・・

　どうなのかな？？？

　やっぱり　中止になってしまうのだろうか・・・、と、


　小さな胸の内に　想いを馳せるばぁば　なのである。


　　　　


　

　

心穏やかに・・・

　


　『今日から休みの旦那さんと一緒に、大掃除をしたいので、

　　子どもたちを預かって欲しいんだけど・・・』と、娘（長女）から頼まれ、


　朝８時過ぎから夕方４時前まで、


　トランプしたり、お絵かき、かくれんぼ、等々

　たっぷり　べったり　賑やかな暮れの1日が　過ぎて行った。


　　




　
　今年も　あと2日。





　新しい年も、

　皆が健康で、笑顔の絶えない　心穏やかな年になりますように・・・。