ささやかな癒し [好き]
湿度の高い 鬱陶しい日が続いています、が・・・
今日は久々に青空が見え隠れする 梅雨の晴れ間になりました。
天気予報では →だったのに
最近は こんな風にハズれる事が多いような気がします。^^;
こうして 空だけ見ていると もう夏のよう・・・ ((+_+))
ジメジメした梅雨も苦手だけれど、 夏はもっと苦手!キライ!!
早く 1日も早く 清々しい“秋”にならないかな・・・、と
この時期になると 毎年同じことを思うのです。
新潟に帰っていた1ヶ月程の間にも 30度を超える夏日が 何日かあったのですが、
そこは やっぱり新潟!
昼間どんなに暑くても 朝晩・・・、特に朝方は “さむい・・・”って感じるほど
ひんやりした空気に包まれるのです。
水もとっても冷たくて、 お湯で顔を洗ってましたもん^^;
今日は その実家での写真です。
実家のすぐ脇にある 何てことない空き地ですが、 私には しばし、“癒しの場”になってました。
ただの スギナも こうして見ると 美しいですよね~☆ミ
しつこいですが またまた スギナ・・・^^;
この きらきら感が たまらなくスキ♡
偲ぶ月 -水無月ー [日記]
胃の全摘手術をすることになった父を見舞うために
約2週間ほど帰省したのは 一昨年(2011年)の夏の事・・・。
(その時の記事は こちら←)
それから1年後の 昨年7月14日の朝、
母が倒れて 救急車で搬送された、との連絡に、
慌てふためきながら バタバタと慌ただしく仕度をして
どうにか夕方の便に乗り、 病院に着いたのは 確か 夜の7時半過ぎ・・・
・・・クモ膜下出血でした。
“面会謝絶”の札が下がった病室に入ると、
そこには 酸素マスク、何種類もの点滴、等 沢山の管に繋がれた 意識のない母と
その傍らで 心配そうに見守る、疲れ切った、やつれた父の姿・・・。
“あぁ・・・ 母は もう2度と目を覚ますことはないのかもしれない・・・” と
そんな事を頭の片隅で思いながら 父と一緒に付き添った、長い長い夜の事は
今でも忘れられない・・・。
そして その約1年後の 今月の初め・・・
約5ヶ月の入院生活を経て 昨年の暮れに退院し、
驚くほどの回復力の末
どうにか 自力で歩けるまでに回復した母を残して、
父が旅立ってしまいました。。。
痩せこけて 骨と皮だけになってしまった父は まるで別人のようだったけど
それでも弟には 「もう一度自分の足で立って 家の事をやりたい」って
かすれ声で話したのだとか・・・
そんな ささやかな願いも叶わぬまま 逝ってしまった父・・・
今日の午後、
母から電話がありました。
「なんで 私だけ残して逝ってしまったのかね・・・、って
お父さん(の遺影)に話していたとこだよ・・・」 と 涙声の母は
「ケンカもしたけど 仲の良い時もあったんだもん・・・」 と・・・。
そういえば・・・
父の住所録を探していた時に 偶然見つけた “備忘録”に
母が倒れた時からの事が 事細かく綴られていて、
中でも
『このまま 二度と話をすることもなく逝ってしまうのかと思うと 悲しい・・・、切ない・・・』
という 父の、母への想いに触れた時は 思わず涙・・・
このことは まだ母には話してないけれど、
来月の四十九日が済んで 落ち着いた頃に 伝えようかな・・・。
<実家の裏庭に咲いていたネジバナ(別名 モジズリ)>
みちのくの しのぶもぢずり たれゆえに 乱れそめにし 我ならなくに
今日 6月25日は 父の81回目の誕生日、でした・・・。