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鈍色(にびいろ)の夕景 [ひとり言]

  

  “今年もまた、暑い夏が始まった・・・”

  そう このブログに記したのが、

  丁度ひとつき前の、梅雨明けした時でした。

  

  その後数日は、 高温注意報が出るなど、 厳しい暑さが続いたのですが、

  

  8月に入ってからは、雨・雨・雨・・・、の毎日で、

  何と、 21日までの20日間の、福岡の日照時間は、約41時間とか。

  娘の居る所(千葉)が約150時間と言う事なので、どれだけ少ないか、一目瞭然、ですよね!

  

  きゅうりの醤油漬けを作ってた頃は、 きゅうりが1キロでも200円未満で買えたのに、

  今ではその倍以上!!!

  別に、何が何でもきゅうりを食べなくては、と言う訳ではないので、買わずに来ましたが。

  

  実はこの夏、 我が家では、まだ1度もエアコンを使っていません。

  電気代節約の為、ということでもなく、やせ我慢している訳でもないのですが、

  エアコンをつけるほどの暑さになっていない、のですよね。(扇風機はまわしていますが)

  

  先日、新潟の叔母から電話があって、そんな事を話したら、「え~っ!」っとビックリしてました。^^;

  昨夜から今朝にかけても、雷や大雨の音で何度も目が覚め、

  まるで梅雨時のような陽気に、 今が8月・夏真っただ中なのだと言う事を忘れそうな毎日です。

 

  そんな中、

  広島の大規模な土砂災害や、その他の地域でも大きな被害が出ていて、本当に心が痛みます。

  

  私の実家の前にも、比較的大きな川が流れていて、

  その昔(両親がまだ結婚する前)、水害で何軒かの家々が流されたのだと、

  よく祖母から聞かされました。

 

  その後に堤防も作られはしたのですが、

  それでも、大雨が降る時期になると、いつもいつも 川の氾濫が気がかりでした。

 

  小学生だった夏休みに、ランドセルを背負って、高台の家に避難した事があります。

  知らない人の家で、ざわつく大人達の間で、ご飯も喉を通らずに、ただただ不安に怯えていた、暗い時間。

  その翌年には、 隣町の母の実家が、家一軒丸ごと濁流と共に、流されて行きました。

 

  そんな遠い遠い昔の事を、 

  テレビの映像を観ながら思い出しています。

  

  自然の力の恐ろしさ、 そして、私たち人間の無力さを・・・。

 

 

にびいろ.jpg

                                                       8月21日 19:14

 


空火照(そらほでり) [好き]

  

  台風が近づいたり、大気の状態が不安定になっている時の空は、

  思いがけないほどの、美しい色合いに染まる事が多いように思います。

 

  

  7月8日の夕景(19時40分過ぎ)   

  この時は 台風8号が近づいていました。

空燃える.jpg

  まるで、 空が燃えているような色!

茜色.jpg

 

 

  『空火照』(そらほでり) とは 、“夕空が赤く染まっていく様子” のことを言うのだそうです。

  空が火照る・・・、 なかなか粋な言葉ですよね。

  

  でも、 空が火照る、のは 夕空だけではないですよね?

  

  この夕空の翌朝も、 真っ赤に染まる朝焼けが見られました。

  

  7月9日 午前5時10分頃の東の空です。    

暁光.jpg

  久々に目にする、燃える朝、でした。

暁光2.jpg

  

暁光3.jpg

  

暁光4.jpg

  

 夕空が赤くそまることを 空火照り、というなら・・・

 朝の、赤く染まる空は・・・、 さて、 どんな呼び方が相応しいでしょうかね?

 

 空の色、と言えば・・・、

 『茜色』 とは、 夕焼け色のことを言うのだそうで、

 朝焼け色は、『東雲色(しののめいろ)』または、『曙色(あけぼのいろ)』 とか。

 でも、色番号?を見ると、

 東雲色や曙色、よりも もう少しオレンジがかった、『橙色』の方がピッタリくるような気がしますが・・・。

 

 

 いずれにしても、 空の色は一言では言い表せない程、複雑で神秘的な色ですよね。

 

 

  7月31日の 空火照り 

空燃える.jpg

  

燃える空.jpg

     

      

          

  

    

    


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