通り過ぎる秋の中で・・・ [ひとり言]
今朝(6日)の、“心旅(NHKBS)”で、 正平さんが乗ってた電車ですよ~~ ⇓
いつの間にか・・・
夏らしくない夏が去って、 待望の秋がやって来ていた・・・
と思っていたら、
あれよ、あれよ・・・、と、 駆け足で時が流れ、
気が付いたら既に11月!
大好きな秋真っ盛り!!
毎朝、
駅のホームに立って見上げる空は真っ青で、本当に美しく、
少し冷たさを含んだ風に揺れるコスモスも、そろそろ終わりに近づきつつあり、
“あぁ・・・、 季節が移ろいでいるんだなぁ・・・” と、感じます。
時の流れの、早い、遅い・・・、の感じ方は
その時々の、自分の置かれた状況で、違っていると思います。
私の今は、 “時の流れに身を任せ・・・” て 過ごす毎日。
長い人生の中で、 こういう「時」があってもいいかな?
なんて思う、今日この頃。
辛かったり、苦しかったり、悔しかったり・・・、
それらの、行き場の無い感情を持て余して、どうしようもなくなる事もあるけれど、
それも、 まっ! 生きていればこそ、感じ得ること。
・・・と、 最近、思うようになりました。
先日、小椋佳さんが、 生前葬コンサート、なるものを催し、
その様子が、 NHKBSで、 前編・後編と、2週に渡り放送されました。
小椋佳さんの紡ぐ詩に、心の揺らぎを感じ始めた、高校生の頃を思い出し、
自分の置かれた“今” という現実と重ね合わせながら、聴き入ってしまいました。
その中でも、特に心に響いたのが、 『山河』 です。
歳月は心に積まれ山と映り
歳月は心に流れ河を描く
・・・
ふと想う、悔いひとつなく悦びの山を築けたろうか
くしゃくしゃに嬉し泣きするかげりない河を抱けたろうか
愛する人の瞳に 愛する人の瞳に
俺の山河は美しいかと。
先月、私達夫婦・家族にとって、とても大切な人が、逝ってしまいました。
私達と同い年。
まだまだこれからも、ずっと続くハズであったろう人生を、
諦めなければならなかった悔しさ、辛さ・・・
そして、残された人たちの哀しみの深さ・・・、
そんなやり切れない、行き場の無い様々な想いを すぐ身近に感じながら、
こうして日々、生かされている事の有り難さを、
改めてかみしめています。