花の季節 [自然]
ここ数日、昼は薄手のカットソー1枚、夜は毛布1枚、と
まるで初夏のような陽気が続いていましたが、
どうやらそれも終わりのようで、明日からまた寒さが戻るとか。
昨日は朝から濃い霧に包まれていたし、今日はPM値が高く、おまけに花粉も多くて
外はどんより乳白色の世界です。
それでも、外に出て、柔らかくなった空気や風に触れたり、甘やかな香りを感じると
冬が終わり、新しい季節がやって来た事を全身で実感出来て、
「春になったんだね・・・」と 誰に言うでもなく 自然と口からこぼれ出てしまいます。
花粉やPM、春特有の、霞がかったモヤっとした陽気は、実はとても苦手なのですが、
『春』 という響きには 気持ちが軽やかになるような、不思議な力があるように思います。
ということで、 春の陽気に包まれた先週の昼下がり、
農家さんが育てている食用の梅の花が有名、という所へ 出かけて来ました。
糸島市の小富士梅林 ← 詳細はこちら
可也山(通称 筑紫富士 又は 糸島富士)の麓の、小富士地区
シロバナタンポポも、沢山咲いていました。
梅林のあちらこちらに ミツバチの巣箱が置いてあり、 その周りにはミツバチがびっしり!
梅のはちみつを??? と思ってチョット調べてみたら
梅は自家受粉が出来ない為に、巣箱を置いて、蜂たちに受粉作業をしてもらっているのだとか・・・
なるほど・・・( ..)φメモメモ
帰り際、一軒の農家さんの庭先に、 手作りの梅干しと八朔のジャムが、1袋100円で出ていました。
せっかくなので 1つずつ買って帰りました。
其々に素材の旨味が凝縮されていてとても美味しかったです。 特に 梅干しがGood!
春の海 終日(ひねもす) のたり のたりかな 与謝蕪村
山の中腹から見下ろす 芥屋の大門(けやのおおと) ←詳細はこちら
この季節の福岡にしては珍しく視界が良く、青い海がとてもキレイでした。
悲喜交々 [ひとり言]
久々の更新・・・、 半年ぶりです。
日々の記録として、ここに残しておきたい事は山ほどあるのに、
最近は夜になって、やれやれやっと一息・・・、と思うと同時に睡魔に襲われて、
以前ならそれに打ち勝つ余力もあったのが、今は端から諦めモード、
気がつくと、いつの間にか布団の中で幸せ感に包まれている・・・
そんな毎日を過ごしている間に、もう3月になってしまいました!
弟が、何の前触れも無く突然旅立ってしまってから、もうじき1年。
それからのバタバタの日々を思い出しながら、
今更ながらにやっと、しみじみ考えられるようになったのも、 ここ最近の事。
母を、遠く離れた私の所へ連れて来てから、丸3ヶ月が過ぎ、
以来、日々のストレスと闘いながら、何とか、どうにか、遣り過ごしています。
当初の予定では、来週、実家へ連れて行く予定で、チケットも購入していたのが、
2月の初めに目の不調を訴えた為、眼科を受診したところ、白内障の手術が必要とのことで、
その経過観察も含めて、もう1ヵ月、ここに居なければならない事を納得させ、
術前検査や、術後検査やらを何度も繰り返し、ようやく先週、両眼の手術が終わり、やれやれです。
昨日、眼科の先生から 「もうずっと福岡におったら?」 なんて言われて、
聴こえているのかいないのか(聴力も相当落ちているのです!)、愛想笑いでごまかしていた母。
4月に新潟に戻って、また1人の生活が始まる事を、一体どれくらい真剣に考えているのか、
その事について、私が「どうなの?」「やっていけるの?」 と問いかけると
帰ってくるのは 口癖の「大丈夫だぁ・・・」 ばかり。 (ハァ・・・(-"-) )
母にはまだ、認知性らしい症状は見受けられないけれど、 でももう、それも時間の問題でしょうし、
今後そうなって、私の手に負えなくなったら、その時は施設等のお世話になるしかないのだと、
気持ちの上ではそう思っていても、 昨今の、様々な事件・事案を見聞きしていると、
それもまた不安になるのも正直なところで・・・。
“介護問題” が、これまで客観的だったのが、自分達の老後のあれこれも含め、
今はもう、そのど真ん中にいるのだと言う事を、否が応でも実感する日々。
そんな中にあって、 今日の、愛知県の認知性によるJR事故の判決は、
他人事とは思えず注視していたので、 取り敢えずほっと胸をなでおろしたのだけれど・・・、
これで、介護問題が解決した訳ではないのですよね・・・。
それでも・・・、
今後の、我が身にも起こり得る様々な事を思うと、
どうしても気持ちが下向きになるのを、 どうにか持ちこたえられているのは、
主人の理解・大らかさと、
毎日のように送られてくる孫たちの、屈託のない笑顔・・・、かな?^^
昨秋、 長女に第一子が生まれ、孫が3人(皆おとこのこ)になりました♪
この子たちの笑顔、成長の日々が、今の私のエネルギー源!
春になって、一旦 母を実家に戻したら、 私はこの子たちに会いに行くんだ!
・・・と、
取り敢えず今は、 そのことを楽しみに、我慢、我慢の日々です。