決断 ～終活の第一歩～ [日記]
人生という 長～い道を歩いて来て、
とうに上り坂は過ぎ、 既に下り坂。
その下り坂は 一体あとどれくらい続いているのだろう・・・？ と、
ふと そんなことを想う時間が増えた ここ数年です。
このブログを始めたのが、2005年の秋だったので、
丸14年が過ぎ、休眠状態のまま 15年目に突入。
時の流れは、過ぎ去ってみれば あっという間のように感じられるけれど、
でも、この14年の間にも 悲喜交々・・・、 本当に様々な事があったのだと、
過去記事を読み返しては その頃のあれこれに 想いを馳せています。
それぞれに独立した娘たちとは遠く離れた 福岡で、
夫婦ふたりだけの生活を始めたのが、2009年の秋の終わりの事。
自然豊かな環境の中で、新鮮な海の幸山の幸にも恵まれ、
静かに 穏やかに のんびりと年を重ねて行く・・・、
そんな 未来予想図 なるものを 思い描いていたのだけれど・・・、
人生は そう思うようにはいかない、のが 現実というものです。
7年前に父が逝き、その２年後には 弟も逝き、
独りになった母の見守りという 遠距離介護が始まり、
夫の協力を得ながら 何とかやって来れていたのに、
そんな中での、自分の入院とその後の通院生活という
これまた 想定外の出来事が勃発！
のんびりした暮らし、とは ほど遠く、
母の事や、近い将来 空き家になるであろう、実家の事、
そして、自分たちの老後、健康面、それに関わる娘たちへの負担、等々、
どんよりした灰色の雲が広がるように
漠然とした不安だけが どんどん 大きく膨らむばかりで・・・、
散々思い悩んだ末・・・
夫に打ち明け、 何度も話し合いを重ね・・・
福岡での暮らしが丸10年になる 昨年（2019年）の、これまた秋の終わりに、
娘たちが暮らし、実家へも比較的容易に行き来が出来る
ここ 関東 への 移住を 果たしました。
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それから ２ヵ月余り・・・。
どうにか荷物も 収まるところに収まり（完全ではないけれど）
母との３人の暮らしも、 少しずつ 少しずつ
当たり前の日常に なって行ったらいいなぁ、と 想う日々。
（良く晴れた日は、家のすぐ前や、母の散歩コースから 富士山も見ることが出来ます）
年明け早々には 娘たち家族が、
入れ替わり立ち代わりで 賑々しい時を運んで来て、
やんちゃ盛りの孫たちの相手に 年相応の疲れは感じながらも、
何だかとっても 心軽やかで 愉しかったなっ♬
今 こうして 久しぶりに記事を更新しながら思うことは、
会いたいと思う人に 会いたい時に
いつでも 会いに行ける この 距離感 を
つくづく 嬉しく 有難く 心強く想う
・・・という事。
昨年の夏誕生の、4人目のまごまご（笑）
そして今年はなんと！ 5人目が誕生しま～す＾＾
