晩秋から初冬へ [自然]
前記事から5ヶ月・・・。
暑い暑い夏が終わり、 大好きな秋も、慌ただしさの中で過ぎて行き、
季節はもう 冬の入り口にまで来ていて、
大掃除やら、年賀はがきの準備、等々、 また気忙しい日々の到来です。
そんな中、先週の日曜日(19日)から約1週間、また母の様子見に行って来たのですが、
南と北の気候の違いを、改めて実感、体感して来ました。
その、 気になるお天気・・・、
1週間前からチェックしてた実家の辺りの予報は 雪だるまマークが付いていたので、
ダウンコートにショートブーツという、こちらではまだチョット早くない?
という装いで出掛けたのですが・・・。
午前10時前に 新潟空港に着いた時も、リムジンで新潟駅に着いた時も、
冷たい雨が降ったり止んだりの時雨模様だったのが・・・、
11時過ぎに新潟駅を出た列車が 一駅一駅と実家に近づくにつれて
車窓からの風景に白いものが混じるようになり・・・、
とうとうこんな雪景色になっていて、
「ダウンとブーツで良かった~~」 と 思った次第です^^;
午後1時前に ようやく実家に辿り付き、遅めのお昼を食べて外に出た時は、
雪はすっかり止んで、冷たい雨へと変わっていました。
主(鯉)が居なくなって久しい庭の池には 、色とりどりの紅葉が敷き詰められ、
秋の終わりを演出していました。
この日 新潟には、去年より17日も早く初雪が降った、と、夕方のニュースが伝えていましたが、
翌日からはまた雨が降ったり止んだり、たまに陽が射したりして、雪は山に残る程度になってました。
遠くに見える 飯豊連峰は 真っ白しろ*
とは言っても やっぱりそこは“雪国”・・・
朝起きてすぐにチェックする 枕元に置いた温度計は、 4℃、5℃ なんていう日が殆どで、
まるで、外に居るかのような気温!
「今朝はチョット暖かいね!」と 母と話した時の部屋の温度は 7℃でした(笑)
冷え込んだ日の朝・・・(-3℃)
花が終わって葉だけになったシュウメイギクに降りた霜
花言葉は 『忍耐』 とか。
掃いても掃いても 次から次と舞い落ちて、雨に濡れた冷たい地面に、色を添える紅葉
竹箒を置いて 思わずカメラを取りに行き、 しばらく見惚れていました。
初雪が降った、19日以降は、たまにみぞれ混じりの雪が降ったりはしても、
根雪になる程のものではなかったので、
このまま こんな風だといいなぁ・・・と思っていたのですが、
帰る日の前日には またまた雪***
それも、 湿った重たい雪なので 始末が悪い!
そして、帰る日の朝も・・・、 まだ、夢から覚めやらぬ早朝から
今季初の除雪車が出動するまでになっていました。
<午前5時過ぎ 我が家の前の道を除雪中>
雪国の、厳しい冬は、まだまだ始まったばかり。
『今年は、大雪になるかもしれない・・・』 などという声を あちこちから聞くのですが、
そんな事は、杞憂に終わって欲しいなぁ…、と、
故郷を離れる列車の、 窓の外の雪景色を見ながら、
少し複雑な想いを抱えて、帰路に着いた私です。
<冬色の 麒麟橋 と 阿賀野川>
林道ドライブ [自然]
真夏の様な暑さになったかと思えば、
いきなりひんやりと、長袖が必要になったり・・・
不安定な陽気がしばらく続いていましたが、
ここ数日は、比較的過ごし易い日々・・・。
・・・で、昨日は、海、ではなく、山に出かけて来ました。
向かった先は、ここ・・・
糸島市二丈福井の 広域基幹林道雷山浮岳線に設けられた、展望スポット。
==眼下には糸島半島と玄界灘のパノラミックな風景が広がり、晴れた日には遠く壱岐まで
見通す事が出来る・・・== (糸島観光協会HP より抜粋)
・・・とか。
でも、今時の福岡は、四六時中、靄っているような空模様なので、(PMなどで)
壱岐は、当然のことながら見る事は出来ませんでした。
おまけに、 最近よくありがちなのですが、
デジカメを忘れてしまって、せっかくの景色もスマホ撮影になってしまい(-"-)
実際よりぼんやりしてしまったのが、とても残念でした。。。
それでも昨日は、福岡にしては珍しくキレイな青空に覆われ、
林道沿いの木々の青葉が、それはそれは美しくて、
「お弁当でも持ってきたら良かったね!」 と そんな気持ちになる位の清々しさ!
左上に見えている島 ↑ は、 “姫島” と言う島。
昨年の夏過ぎに釣りに行ったのですが、暑くて暑くて、
私は帰りの船の時間まで、屋根のある待合所でぼ~っとしていた、
そんな思い出のある島、です^^;
帰りはUターンせずに、そのまま林道を進み、白糸の滝 (⇒ポチ) を通って帰ったのですが、
途中には、 “はろ展望台” なるものもあり、
そこからの眺望も Good!
濃淡の黄金色の麦畑が織りなす、まるでパッチワークの様な模様が
とってもキレイだったので、 またまたスマホで・・・^^
わずか、2時間余りのドライブでしたが、
生き生きとした木々の息遣い、生命力・・・、等々がとっても身近に感じられて、
思っていた以上にリフレッシュ出来たひとときでした。(^_-)-☆
花の季節 [自然]
ここ数日、昼は薄手のカットソー1枚、夜は毛布1枚、と
まるで初夏のような陽気が続いていましたが、
どうやらそれも終わりのようで、明日からまた寒さが戻るとか。
昨日は朝から濃い霧に包まれていたし、今日はPM値が高く、おまけに花粉も多くて
外はどんより乳白色の世界です。
それでも、外に出て、柔らかくなった空気や風に触れたり、甘やかな香りを感じると
冬が終わり、新しい季節がやって来た事を全身で実感出来て、
「春になったんだね・・・」と 誰に言うでもなく 自然と口からこぼれ出てしまいます。
花粉やPM、春特有の、霞がかったモヤっとした陽気は、実はとても苦手なのですが、
『春』 という響きには 気持ちが軽やかになるような、不思議な力があるように思います。
ということで、 春の陽気に包まれた先週の昼下がり、
農家さんが育てている食用の梅の花が有名、という所へ 出かけて来ました。
糸島市の小富士梅林 ← 詳細はこちら
可也山(通称 筑紫富士 又は 糸島富士)の麓の、小富士地区
シロバナタンポポも、沢山咲いていました。
梅林のあちらこちらに ミツバチの巣箱が置いてあり、 その周りにはミツバチがびっしり!
梅のはちみつを??? と思ってチョット調べてみたら
梅は自家受粉が出来ない為に、巣箱を置いて、蜂たちに受粉作業をしてもらっているのだとか・・・
なるほど・・・( ..)φメモメモ
帰り際、一軒の農家さんの庭先に、 手作りの梅干しと八朔のジャムが、1袋100円で出ていました。
せっかくなので 1つずつ買って帰りました。
其々に素材の旨味が凝縮されていてとても美味しかったです。 特に 梅干しがGood!
春の海 終日(ひねもす) のたり のたりかな 与謝蕪村
山の中腹から見下ろす 芥屋の大門(けやのおおと) ←詳細はこちら
この季節の福岡にしては珍しく視界が良く、青い海がとてもキレイでした。
初夏の思い出・2014 [自然]
5月に帰省した時の、庭やその周辺に咲く草花です。
(昨年も、同じ時期に、同じような花々を載せていますので、ダブっているかもしれませんが・・・)
<キエビネ>
<タイツリソウ>
<雨に濡れる クマガイソウ>
<アカツメクサ>
シロツメクサは良く見かけるけれど、これは久しぶり!
<エビネ>
<コデマリ> ですよね?
<ジュウニヒトエ>
<ヤエザキクサノオウ>
<ヤマボウシ>
<桑の実>
口の周りを真っ赤(真っ黒)にして食べた、遠い昔が懐かしい・・・
<ムラサキケマン>
ちょっとブレブレですね!^^; 家の裏に沢山咲いていました。
そして・・・、 こんな子もいましたよ~!
何と言う名前の蝶か、分かりますか?
私は、初めて見たような気がして・・・ 帰って来て色々調べてみました。
<ウスバシロチョウ>
一瞬、 どきっ!っとするような模様ですよね? まるで、ジブリ映画にでも出て来そうな感じ^^
羽がとっても薄くて、 儚げな印象の蝶でした。
最後は、
昔、よく遊んだ川・・・
***
それにしても・・・
暑いですねっ!
昨夜も勿論、熱帯夜! (-_-;)
余りの寝苦しさに、 真夜中にひとりで、 スイカなんか食べちゃいました^^;
その後も、中々寝付けずに、
開け放した窓から、 西の空に浮かぶ、ひときわキラキラ輝く星を、
寝転びながら観ていました。
そうすると、 当たり前の事なのですが、
星が、 少しずつ動いているんですよね。
“あぁ・・・、地球が回ってるんだ・・・” なぁんて、
そんなことをぼんやり考えながら観ているうちに、
いつの間にか、また、 眠っていました・・・☆
ゆらゆら [自然]
草木も眠る丑三つ時・・・
隣の部屋の、テーブルに置いた携帯のエリアメールに飛び起き、
と同時の揺れ・・・、それに次ぐ、市の防災無線・・・
こっちに越してきて、初めての“騒動” だったような気がします。
揺れは、(私の中では)全然大した事はなかったのに、
“ここは大丈夫” と 何の根拠もなく、漠然とそんな風に思っていたからなのか、
突然の出来事に、心臓がバクバクして、 そうこうするうちに、胃がキリキリし出し・・・、
それからしばらく寝付けず、 色々なことに思いを巡らせながらの 丑三つ時でした。
一寸先は闇・・・★
さて、3月も中旬に入り、あと数日するとお彼岸の入りです。
3月9日 糸島市・福ふくの里にて ↑ ↓
一昨日は、日中の気温が20℃を越して、上着も要らない位の陽気。
昨日は、激しい風雨の、春の嵐。
ベランダのクリスマスローズ・・・、 余りにも風が強く吹きつけていたので、しばし玄関に避難!
そして今日は、朝から冷た~い雨が降っていて、あられやみぞれも混じり、日中の気温は5℃前後!><
ようやく春めいてきた・・・、
かと思えば、
また 冬の寒さ・・・。
行きつ戻りつ、で 中々安定しませんね。
暑さ寒さも彼岸まで。
寒い季節が好きな私でも、
さすがに、そろそろ、 柔らかな陽射しが降り注ぐ、ホンモノの春が恋しく思えるこの頃です。
❆ ❆ ❆ 追記 ❆ ❆ ❆
3月15日
「今朝はまた冷え込んだねぇ・・・」 と言いながら、カーテンを開けたら、
春の雪をまとった山々がありました。
冬から春へ [自然]
“寒さゆえに、更に着る物を重ね着する”
そんな “如月” も そろそろ終わりに近づいています。
昨日・今日と、 こちらは穏やかなぽかぽか陽気♪
明日は15℃の予報が出ています。
つい先日までは、山々が白くなるなど、冬の寒さの中にあったのに、
これからはもう、 後戻りすることなく、
春に向かって歩みを進めて行く、らしいことを、
気象予報士のおじさんが、話してましたが・・・、
はてさて、どうなることでしょうね?
昨日と今日の ウォーキング時に出会った “早春” です。
この頃、 つくし採りをしている人達を、多く見かけます。
実は私、 つくしはまだ一度も食べた事がありません。 (食べようという気がない、と言うのがホントの所)
今日も、両手一杯のつくしを持ったおばあちゃんに会ったので、
「つくしは どうやって食べるのですか?」と訊ねたら、
「湯がいてから ごま油で炒めると美味しいよ」 と。
へぇ~~、そうなんだ・・・、 と思いながらも、
採って食べてみよう、とは 思いませんでしたが・・・^^;
この、ホトケノザの隣の白い草花は 何と言うのでしょう? 少し調べてみたのですが、判りませんでした。
はなのの ののはな
はなのな なあに
なずな なのはな
なもない のばな
(花野の野の花 花の名なあに なずな菜の花 名もない野花)
ー 「ののはな」 / 谷川俊太郎 『ことばあそび』 より -
移ろう季節(とき) [自然]
1月29日・・・。
夜が明ける前の 南東の空に、
月齢27.7の尖がった月と 明けの明星(金星)が ランデブー・・・
月の欠けている部分が 薄っすらと見えますが、これは
「地球に反射された太陽光が月面を照らしているもので、“地球照”という」
そうで、新月前後の数日間に見られるとか・・・。
久々の 朝の感動、でした。
☆ ☽ ☆ ☽ ☆ ☽ ☆ ☽ ☆ ☽
この日は 朝から晴れ渡り、空も青く,
ただそれだけなのに嬉しくて、 ウキウキしながら歩きました。
そしたら、 まだまだ・・・と思っていた 梅の花も ポツポツ開いていて、
まだまだ 冬のままでいて欲しい、という気持ちと、
春に向かって季節が歩みを進めているという現実の狭間で、
少し残念で淋しいような、 それでいて ふわっと気持ちが明るくなるような、
いろんな想いに捉われた瞬間でした。
(今津干潟にて)
葉がおちた はだかの冬の木の
枝のさきは 寒くて淋しいか?
いいえ はればれ笑っています
枝先に 春夏秋が あつまって
出番をまって 遊んでいるから
= 冬の祭り / 工藤直子 =
冬と春が行ったり来たり [自然]
1月19日(日) のこと
前日(土曜日)の 霞んだ空が嘘のように 朝から気持ち良く晴れ渡ったので、
午後からまた、2時間ほど歩いて来ました。
ロウバイが とても良い香りを放ち、
道端には オオイヌノフグリやシロバナタンポポも・・・
風も穏やかで 今が 寒さの底にある、と言う事など 忘れてしまいそうだなぁ~♪
なんて思いながら歩いた日曜日でした。
・・・が、
大寒の昨日(20日)は 強風と激しい雨 (気温はそこそこあったのですが、体感的には真冬並み)
そして、今日・・・
朝から小雪が舞って 寒い1日になりそうな気配が漂っていました。
でも! まさかっ!!
こんな場面に遭遇するとは 思っていませんでした><
いつものように 佐賀との県境に 水を汲みに出かけたのですが、
山を上り始めた頃から 段々と雪が激しさを増して、
下り坂に差しかかった頃には 既に こんな状態になっていたのです!
もちろん チェーンなんて無いですしね!
ぶつからないように、出来るだけ車間距離を取って走行しているので、写真には写っていませんが、
前にも後ろにも 横滑りする車がいて、 本当に メチャメチャ怖かったです!
遠い昔、長女がまだ3~4才だった頃の、春浅い3月7日に 箱根・伊豆に家族旅行に出かけた事があるのですが、
その時に 季節外れのもの凄い雪に見舞われて(その時はチェーンはしてましたが)、大変な想いをした事があります。
今日の体験は その時以来の出来事でした。
雪国で生まれ育って 雪道の怖さはよーく判っていたはずなのに・・・。
雪道、侮ってはいけませんね!
反省。。。(__)
結局 水汲みどころではなく、 通常の倍以上の時間を費やして、
どうにかこうにか 家に帰りつく事が出来ました。
こちらは 明日もまた 雪マーク。
しばらく 水汲みはオアズケ、みたいです^^;
三寒四温・・・
皆さまも いろ~んなこと、 くれぐれもお気をつけくださいね。(笑)
彩りの鏡山 [自然]
先週、
もう終わってしまっているかもしれない、<錦>を探しに また鏡山まで出かけて来ました。
↓
http://robamimi-hichan.blog.so-net.ne.jp/2013-09-18
この日の唐津湾は 波も穏やかで 海風も意外と心地よく・・・
“虹の松原”の中を通り抜ける車も、 平日とあって少なめ・・・♪
出来るなら 車から降りて この松林を撮りたかったのですが、さすがにそれは無理でした^^;
9月に訪れた時もそうでしたが、来年3月のリニューアルオープンに向けて
園内の工事が行われているため、 この日は 展望台付近は立ち入り禁止になっていました。
でも、 思った以上に 園内の紅葉が残っていましたよ~♪
今年は 夏が異様に暑く、長かったせいで
大好きな秋を 充分に満喫する事無く 寒い季節になってしまったような気がします。
それでも、 こうして “終わり行く秋” に 触れる事が出来て チョット得した気分になりました。
ちなみに この日は 私たち夫婦の 31回目の誕生日、でした^^;
山粧う [自然]
春先から・・・
美味しいと巷で評判の名水(脊振山系の地下水)を 週に1度くらいの頻度で 汲みに行っています。
そこへ行く途中にある 曲渕ダム周辺の木々が キレイに色付いていたので 少し散策してきました。
↓
http://www.crossroadfukuoka.jp/event/?mode=detail&isSpot=1&id=400000007163
ここは “曲渕ダムパーク” という 一応、公園になっているようで、
カメラを抱えた 高齢のご夫婦が 意外と多く見受けられました。
ダムの対岸の山々も ここ最近になって ようやく色味を増したような気がします。
残念ながらこの日は 風が強めに吹いていたせいでさざ波が立ち
水面に映り込む様子は カメラに収める事は出来ませんでした。
秋の山が紅葉するようすを、『山粧う(やまよそおう)』 と言うそうな。
この国ならではの 趣のある表現ですよね。
今日(28日)、 こちらでは 例年より17日も早く 初雪が舞い、
最高気温も9℃と、 とても寒く、“冬”を実感した1日でした。
短い秋が そろそろと終わりに近づいているようです。。。