電線のある風景 ~明け方の月~ [好きなもの]
私は元々“二足の草鞋”が履けない、というか 同時に二つの事が出来ないタチで
何か一つでも考え事があったりすると その事で頭の中が一杯になってしまいます。
そのせいで ブログも滞り気味になり 気が付いたら もう今日は18日、
約10日ぶりの更新になりました。 m(__)m
時間の流れって 本当に早いですよね。
ついこの間 9月になったばかりの様に思えるのに
明後日20日は お彼岸の入り、
“暑さ寒さも彼岸まで” と 言われる様に お彼岸が明ける頃には
秋の気配が ぐっと増して “今日は夏日になるでしょう” などと言う
この夏に ウンザリするほど耳にした予報が 聞けなくなっていたらいいのに・・・。
そういえば 来週の火曜日 25日は 十五夜、<中秋の名月>です。
去年の中秋の名月は 10月6日で 確かその日は お天気が悪くて大荒れだった為
まん丸のお月さまは 愛でる事が出来なかったのですよね。
今年は 美しい十五夜の月が 見られるといいですね・・・。
今日の写真は これまでに撮った月の中から
特に気に入っている 夜ではない 朝方の まだ夜が明ける前の月や
東の空が白々と明け始めた頃の月 を 載せたいと思います。
中には 以前に載せた写真も ひょっとしたらあるかもしれませんが・・・。
<2005・11・17 6:33 西 >
<2005・11・30 6:06 東 >
1枚目と2枚目は 同じ年の同じ月に撮ったものです。
“月の満ち欠け” が はっきりと見て取れると思います。
<2006・8・10 4:43 南西 >
<2007・2・2 6:31 西 >
<2007・3・8 5:47 南西 >
<2007・9・8 5:17 明け始めた東の空高くに ひっそりと浮かぶ月>
今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな
~素性法師~
(「すぐに行きます」とあなたが言ったばかりに 九月の秋の長い夜を
有明の月(明け方の月)が出るまで待ってしまったことですよ )
※“有明”とは 月がまだ残っているのに 明けて行く空のこと。
その有明の空に残っている月が 有明の月で 十六夜以降の月の事をいうそうです※
いかがですか? 明け方の月・・・。
少し寂しげで 儚げに見える月、 これも叉 風情があって 私は好きなのです。
こんばんは^^
本当にお久しぶりですね~
いろんなお月様のお写真がちゃんと取ってあるのね。わたくしは昔の写真が
どこへ行ったやら(@@)
これから寒くなるにしたがってお月様って冴えて来るのよね。わたくしも写してみようかしら。
by (2007-09-18 19:42)
イチバーン!
お月様、綺麗ですね、ゆっくり、
眺めてみたいです。^^
by (2007-09-18 19:48)
東雲さんのところではいろいろなお月様を見せていただきました。
宵っ張りの私には、明け方の月を見ることができるのがすごくうれしいです。
しばらくすると、お日様の中に消えていってしまう明け方の月は趣がありますね。
それに、何より、涙がこぼれそうな傾き加減がまたいいわ。
今年の中秋の名月は、満月ではないの。
ちょっぴりかけたお月様を見たいですね。
by mamire (2007-09-18 21:17)
じゃなかった。o( _ _ )o~† パタッ
by (2007-09-18 21:34)
非常に良い写真ばかりで何となく見とれちゃいました。月はついつい眺めたくなりますよね。何なんでしょうか?あのパワーは。
「今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな」良い句ですね。でももう少し涼しくなると丁度良い感じでリンクしそうですけどね。
by (2007-09-18 22:22)
太陽にしろ月にしろ、早朝はちと無理っぽいです・・・。ということで、夜の月を楽しむことにします。お団子買ってこなければ!
by ぶんじん (2007-09-18 22:36)
東雲さん、こんばんは☆
きれいな月ですね^^
空と同じで月にも色々な表情がありますね。
今日、近所のお庭ですごくきれいにススキが見えました。
すっかり秋の北海道です♪
by michan (2007-09-18 22:51)
秋のお彼岸こそは・・・お墓参りに行かないと・・・。
有明といえば・・・ハーバー・・・そんなお菓子があった(今もあるかも)のを記憶にありますか? 昔、TVコマーシャルもしていました。
明け方の月の意味だったのかな?
早起きの東雲さんならではの画像です。
月の本を読んでいたのが途中だったのを思い出しました。
満ち欠けで・・・人に及ぼす心理、それと事件・事故のつながりから、天変地異まで・・・。月力があるようです。
by (2007-09-18 23:13)
月はなんだか神秘ですよね。
全てのことに関係しているし。
今年は綺麗なお月様が、拝めますように〜♪
by achami (2007-09-18 23:16)
月はいいですね。いったいいくつ呼び名があるんでしょう。月の女神は何人いるんでしょう・・・。
この頃の満月もなかなかいいですよね。そして一番は中秋の名月。
でも、自分は十三夜も好きです。ひんやりした青い月。今年も見ることができるかなあ。
by HEIJI (2007-09-18 23:23)
東雲さん おはようございます
静かに浮かぶ月は気を静めてくれますね。
“有明の月”というのも情緒のある表現、
ただし素性法師さんのような心持ちには縁遠い、、、
写真を拝見していたら、
(とくに昨年の8月10日の2点)
ドーン・コーラス(暁の合唱)を思い出しました。
by e-g-g (2007-09-19 10:18)
名月を 見るとはなしに 酒あおる・・・お粗末!!
by たいへー (2007-09-19 11:04)
こんばんは。
お久しぶりですね~
有明の月・・・夜が明ける前のシ~ンとした空気が
伝わって来るようです。
従姉妹が こころを病んで「私はお月様なの・・照らしてもらわなければ
光ることが出来なの・・」
とつぶやいていた白い横顔を思い出しました。
by タックン (2007-09-19 22:19)
★皆様・・・
久々の更新にもかかわらず 沢山の方々においで頂き
とても嬉しく思っています。
どうもありがとうございました。。。
★mimimomoさん おはようございます。
本当にご無沙汰致しておりました m(__)m
自分のお気に入りのモノだけ 昔のモノでも取ってあります^^;
でも 私のカメラじゃこれが限度・・・
mimimomoさんはお上手ですので きっと美しい月が
撮れると思いますよ^^v
コメント&ナイスをありがとうございました。
★こうちゃんさん おはようございます。
これからの季節は ゆっくり月を愛でる機会が 沢山あると思います。
でも、それも 空のご機嫌次第、ですがね!^^;
コメント&ナイスをありがとうございました。
★mamireさん おはようございます。
月、ってただでさえ物悲しく映るのに 明け方の月は
特にそんな風に感じられますよね?
月は 人を詩人にしてくれる不思議な力を秘めているような気がします。^^
来週の十五夜、晴れるといいですね~
コメント&ナイスをありがとうございました。
by 東雲 (2007-09-20 05:15)
東雲さんおひさしぶりです
月もこのように日を追ってくと、随分と違うものなんですね・・・
写真一つ一つ何かを思い出させてくれるように、・・・
夜中に見上げて見た月と違い、眠りから覚めたようなそんな月のよう
by フレンド (2007-09-20 09:15)
★井上酒店さん こんにちは。
月って かぐや姫にも その神秘性が表れているように
いにしえの頃から 人々の心を魅了する“何か”が
潜んでいるように思えます。
この 百人一首の句は 仰る様にもう少し秋が深まった頃の方が
しっくり来ますよね^^;
コメント&ナイスをありがとうございました。
★ぶんじんさん こんにちは。
“ちと無理っぽい”なんておっしゃらずに
いつか 早起きして 美しい朝焼けを見てみてください!
「生きていて良かった」と大袈裟に思えるほど感激する事もある、かも?^^
月見団子もいいですが 月見酒も 風情があって良いのでは?^^v
コメント&ナイスをありがとうございました。
★michan こんにちは。
そちらは 日を追う毎に 秋が深まりつつあるのではないのでしょうか?
いいですねぇ~!
私の家の近所では まだ ススキを見かけません。
今日も残暑が厳しくて こうしている今も 汗びっしょりです(>_<)
本当の秋が恋しい毎日です。。。
コメント&ナイスをありがとうございました。
★こぎんさん こんにちは。
今日はお彼岸の入り、ですよね。
さっき 買い物に行って来て お仏壇を見て「あっ!」と
おはぎを買ってくるのを忘れた事を思い出しました。
「お義母さん、ごめんね!中日には買って来るからね!」と
手を合わせました・・・^^;
有明ハーバー、私 知らないかも~・・・
食べたら思い出すかもしれませんが・・・。(^^ゞ
「月に代わってお仕置きよ~!」って知ってます?
お仕置きしたい人、たっくさんいますよね?そう思いませんか?
コメント&ナイスをありがとうございました。
★achamiさん こんにちは。
そうですよね・・・。
昔は お産も月の満ち欠けに大きく関係していると言われていたとか、
亡くなった義母が よくそんな話しをしていました。
本当に不思議です。。。★
コメント&ナイスをありがとうございました。
by 東雲 (2007-09-20 13:57)
★HEIJI☆さん こんにちは。
月の呼び名、素敵ですよね~
古人は なんて感情豊な表現をするんだろうと しみじみ思います。
私も十三夜の月、好きです。
今年は 今の所は お天気は大丈夫そうですね!^^期待しましょうね!
コメント&ナイスをありがとうございました。
★e-g-gさん こんにちは。
>ただし素性法師さんのような心持ちには縁遠い、、、
えっ!? そうですか?
今はどうか知りませんが 昔はそんなこともあったのでは???^^
“ドーン・コーラス”、すみません、私 知らないのですが
どんなメロディなのか 聴いてみたい気がします。
コメント&ナイスをありがとうございました。
★たいへーさん こんにちは。
さすが たいへーさん!^^/
座布団10枚さしあげま~す!^^v
でも 月見酒は きっと風流でしょうね~♪
コメント&ナイスをありがとうございました。
★タックンさん こんにちは。
本当にご無沙汰してしまいました。m(__)m
私、月夜 っていうと
宮沢賢治や中原中也が頭に浮かびます。
月=心の繊細な人、って感じ、しませんか?
秋が深まって 寝静まった夜更けに 一人で月を見ていると
どうしてだか 訳もなく涙が流れてしまうのですよね・・・。
コメント&ナイスをありがとうございました。
★フレンドさん こんにちは。
夜空に浮かぶ月は 光り輝いて見えるのに
明け方の月には その輝きは もう残ってはいないように思います。
その代わり 心静かで穏やかな優しさが感じられる、
そんな風に見えますよね? 美化しすぎかな?^^;
コメント&ナイスをありがとうございました。
by 東雲 (2007-09-20 14:24)
★レインさん niceをありがとうございました。^^/
by 東雲 (2007-09-20 14:25)
ドーン・コーラス、なんだか知った風な言い方で失礼いたしました。
太陽からの電子が地球のヴァンアレン帯を通り抜ける際に生まれる電波、これが夜明け近くに鳥のさえずりのように聞こえるそうです(といっても無線機で聴けるとのことですが)そこから「暁の合唱」と呼ばれるようになったそうです。
この音を使った(サンプリングした)音楽もあります(富田勲『ドーン・コーラス』)。
この「科学的な音」ではなく、夜明けごろに感覚的に聞こえる(聞こえそうな)音探しをモチーフにして少女の微妙な心情を表現した映画、こちらの方が私にはピンときます。
映画は、エリック・ロメール『レネットとミラベル・4つの冒険』です。
この映画のなかで、
“夜の鳴き声や物音が静まり、といって朝の鳥たちもまだ目覚めない。そんなときにかすかに聞こえる音があるのよ”と主人公の少女が友達に語るシーンと、8月10日の写真が重なったという次第です。
“ ”の中のセリフは、たぶんこんな感じだったという私の記憶です。正確ではありません、
by e-g-g (2007-09-20 16:00)