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つないだ手と手は離さずに・・・ [ひとり言]

  

 長女は “あんよ” が出来るようになったころから

 常に 手をつないでいないと不安に思う子で

 いつでも どこでも 「おてて~!」と 必ず自分からせがむ子でした。

 

 でも、次女は違っていました。

 「危ないから」「心配だから」 と、つなぐ私や主人の手を

 いつもさっと振りほどいては  自分の行きたい方へ駈け出して行き、

 そのたび 追いかけて つかまえて、

 でも、また すぐに振りほどいて・・・、 そんなことの繰り返しでした。

   

 そんな子、だったからかな?

 私たちの元を こんなに早くに飛び立って行ってしまったのは・・・。

 

 愛する彼の元に嫁いで すでに 半年近く・・・

 心配していた 共働きをしながらの家事も

 彼の協力を得ながら ソコソコこなせるようにもなったみたいだし、

 「私は 貯金が趣味だから~!」 などど、

 毎日家計簿を付けて つつましやかな生活をしながら、

 “その日” の為に 頑張っていた2人の様子に 

 少しずつ 安堵感に包まれて来ていたこの頃・・・。

   

 だから、 

 “その日” には 精一杯の笑顔と 心からのおめでとう で

 祝福してあげよう・・・!

 涙なんて 絶対に流さない・・・!

 そう、思っていたのに・・・。

 

 主人と腕を組んで ヴァージンロードを歩いて来る姿を見た時、

 そして 腕からほどいた娘の手を 主人がそっと彼の手にゆだねた時、

 「あぁ・・・、とうとう この子は私たちの手を離れてしまったんだ・・・」と、

 今更ながらに そんな事を思ったら 

 どうしても抑えきれずに 涙が溢れてしまいました。。。

  なつき2.jpg

  

 これからは 彼と2人 

 手と手、心と心を しっかりとつないで、

 そして 離さないで・・・、 

 自分たちの道を 自分たちの歩幅で、

 一歩ずつ 歩んで行って欲しいと、

 心から そう願ってやみません。

 

 IMG_2917-3-1.jpg

             ずっと

                 いつまでも

                       しあわせに・・・

            

 


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コメント 12

be-sun

本当におめでとうございます
次女さん いつまでもお幸せに!

by be-sun (2010-02-19 16:31) 

たいへー

おめでとうございます。
我が家では、息子が手を振りほどき、
娘は手を握っていましたねぇ。
行き遅れるかしら・・・^^;
by たいへー (2010-02-19 18:00) 

こぎん

お嬢さんの結婚式で上京されたんですね。おめでとうございます。
花嫁の父と母・・・か・・・家は遠そうだな~。息子だけど。
あんなに小さい手でつないでくれたのに・・・今なんか、手もつないでくれないわ。
純白のドレス、いいですね~。
もう1回、着たいわ~~(^w^)
by こぎん (2010-02-19 23:43) 

ぶんじん

おめでとうございます!
私も、娘が嫁ぐときは号泣しそうです。。。
by ぶんじん (2010-02-20 09:05) 

タックン

こんなにちっちゃくて可愛いかったお嬢様が
まっ白なウェディングドレスに身を包む日が
来るなんて・・・感慨深いことでしょう。。。
おめでとうございます☆

なんだか涙がこぼれそうです^^
by タックン (2010-02-20 22:22) 

achami

嬉しさとちょっぴりの悲しさと、交錯する瞬間なんですね〜。

東雲さんの娘さんだったら、きっと大丈夫!!
by achami (2010-02-21 01:23) 

東雲

*be-sun
ありがとうございます!^^


*たいへーさん
ありがとうございます。
さて、たいへー家はどうなるでしょうかね?
ひょっとしたら、お嬢ちゃんが床屋さんと結婚して
たいへーさんの跡を継ぐかもしれませんよ~?^^


*こぎんさん
ありがとうございます。

そうなんですよ~^^
たった1泊、当日の昼すぎに着いて、翌朝早くにホテルを出たので
ほんのチョットの滞在でした。
約3ヶ月ぶりに見る景色が とても懐かしく感じられました。
時の流れは あっという間ですね・・・!
1年前にはこんな風になるなんて考えもしなかったのに。
ぼんちゃんだって、分かりませんよ~~(^_-)-☆


*ぶんじんさん
ありがとうございます。
父親の娘に対する想いは 母親のそれとは
微妙に違うものがあるのでしょうね・・・。
主人も私の隣で しきりにハンカチで涙を拭っていました。
さて、ぶんじんさんの“その日”は いつ頃でしょうかね?


*タックンさん
ありがとうございます。
何だかいつまで経っても思い切りが悪い母親です^^;
一昨日は 仕事関係や友人たちを招いての披露パーティーで、
幹事さんたちがあれこれと工夫を凝らしてくれたらしく、
いろんなサプライズもあったりでとても感動したと言ってました。


*achamiさん
ありがとうございます。
親心って、とても複雑なものなのだと
身をもって知った気がします。
でもね、私の娘だからこそ、色々と心配なんですよね・・・^^;
by 東雲 (2010-02-22 07:53) 

東雲

*レインさん
足跡をありがとうございました。
by 東雲 (2010-02-22 07:55) 

e-g-g

雲の上からの富士は祝福のしるしだったんですね。
おめでとうございます。

娘が結婚したときは、
当然のことが来たまで、なにも感傷的になることじゃない!
と思っていまして、事実涙も流さずに淡々としてました。
が、家に帰って娘の部屋を覗いた瞬間に
なんともいえない寂寞感に襲われました。
こんな感覚、はじめてでしたね~
喪失感というと、娘はモノじゃない!といわれそうですが、
そんな感覚も覚えました。

でも、直に以前よりも賑やかになって「戻って」きますよ。
それと、結婚後は娘の方が、より「近く」なった気がします。

by e-g-g (2010-02-25 18:07) 

東雲

*e-g-gさん
>雲の上からの富士・・・
実はこの時の私も そんな風に思っていました。

“寂寞””喪失感”・・・、私もしばらくはそんな想いの中にいました。
でも、e-g-gさんが仰るように、同じ屋根の下に居たころよりも
気持ちが近づいた、というか照れがなくなった?というか
そんな気がします。
それは特に、主人と娘達との会話を聞いていると感じます。
不思議ですね・・・。^^;
by 東雲 (2010-02-25 20:40) 

mamire

まぁ、早くも次女さまが結婚なさったのですね。
おめでとうございます。
kasuminは、なにも急いで苦労をすることはないって・・・家に居座っております。
長女のときは、亭主は号泣。
家つき、母親付きの亭主殿は、子供が家庭を去るなどということは考えられないようです。
私も含めて母親は、みんな家を捨ててきているのにね。
なので、娘にも執着しません。諦めは早いかも・・・
by mamire (2010-03-05 19:28) 

東雲

*mamireさん
そうなんですよ・・・、
まだ今年やっと22才なんですよ~・・・
でも、 やっぱり“タイミング”って大事かな?と
本人たちの意思を尊重した訳です・・・。
私も“執着しない母親”のハズ、つもり、だったのですが
どういう訳か 諦めが悪くて・・・^^;
でも、もう 大丈夫!
仲良く元気で暮らしてくれたら それが何より!
と思えるようになりました^^v
by 東雲 (2010-03-08 08:04) 

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