透き通った雫 [ひとり言]
好きなもの、の ひとつに <雫> がある
雨上がりや、 夏の早朝の 朝つゆなど、
透明な滴を纏った草花を 飽きもせず眺める
これらの スギナ は 過去にも載せたことがある 実家で撮ったもの
この、混じりけのない透き通った水滴が 何とも言えず 好き
1ヶ月ほど前に 親友が持って来てくれた すずらん
とっくに花は終わってしまったけれど、
雨上がりには こうしてまた 違った美しさを見せてくれる
ただのクモの巣も 滴を纏えばこんなに芸術的!
名わき役、などと言われる ユーフォルビア 「ダイアモンド・フロスト」
もうこれだけで十分 主役級!
× × × × × × × × × × × ×
年を重ねるごとに、肌のくすみやシワなど、
透明感 とは、ほど遠い外見になっては来るけれど、
心根は 幾つになっても ピュアでありたい、と 思う。
平然と嘘を重ね、騙し、欺き、
行動、気持ちが伴わない 薄っぺらな美辞麗句だけを並べ立てる
そんな人間にだけは なりたくない! と
テレビ画面の向こう側の 慢心の塊のような面々を目にするたび、
つくづく そう思う。
透明性、なんて言葉には ほど遠い 真っ黒なひとたち
その口から出て来る 嘘で固められた言葉を、
いちばん近くで聞くのは 自分の耳 だという事、
知っているのだろうか・・・
自分に 恥ずかしくは ないのだろうか・・・